民泊ニュース

Airbnb、新型コロナウイルスを受け、キャンセルポリシーの拡大を発表

2020年1月30日

27日、大手バケーションレンタルサイト「Airbnb」は公式のコミュニティセンターに、中国湖北省武漢市を中心とする新型コロナウイルスの流行を受け、影響を受けているホストやゲストを対象にした「酌量すべき状況ポリシー」の条件を拡大して適用していることを掲載しました。

この記事では、その概要と弊社なりの見解についてお話していきます。
コロナウイルスに対するAirbnbの対応が気になる方、コロナウイルスから生じる民泊への影響を不安に思っている方はぜひ最後までお読みください。

「酌量すべき状況ポリシー」の条件拡大の概要


拡大したポリシーの内容は以下の通りで、該当するホスト・ゲストの方々にはペナルティ免除のキャンセルポリシーが適用されます

  • コロナウイルスに感染していると診断された、またはその疑いがあるホストまたはゲスト
  • 中国政府による疾病管理、または旅行規制を遵守するため、あるいは医療または疾病管理の義務を果たすために予約を変更またはキャンセルしなければならないホストまたはゲスト
  • 武漢市を含む中国の湖北省で、2020年1月21日~2月8日の間に予約のあるホストやゲスト
  • 1月21日~2月8日の間に、湖北省から旅行するゲストを受け入れる予定のホスト

引用:Airbnbコミュニティセンター

現時点では、中国国内のその他の地域に居住・滞在するゲスト、またはその他の地域から旅行するゲストの予約をキャンセルするホストには、弊社のペナルティ免除のキャンセルポリシーは適用されません(上記のいずれかに該当する場合を除きます)

さらにAirbnbは上記の条件に加えて、世界保健機関(WHO)および中国当局からのさらなる指示に厳密に従い、必要に応じてキャンセルポリシーを改訂する旨を発表しています。

つまりどういうこと?今回のニュースの要約

要するに、新型コロナウイルスに感染している、または感染の疑いがある湖北省のホスト・ゲストが関係している宿泊予約はキャンセルしてもペナルティは課せられなくなるということです。

また、コロナウイルスの疾患管理・治療に従事する医療関係者、中国政府による旅行規制を遵守するためにやむをえなくされるキャンセルも、ペナルティ免除の対象になります。

Airbnbにおけるキャンセルのペナルティとは、キャンセル料の発生やアカウントの停止、スーパーホストのステータスへの影響などがありますが、今回の発表でこれらのペナルティなしでキャンセルができるようになりました。
ですが、対象外の地域に居住しているホスト・ゲストにはこのポリシーが利かないこと、そしてホスト側からの中国人ゲストのキャンセルはAirbnbの審査が入ることにはご注意ください。

条件拡大が与える日本の民泊への影響とは?


ここからは弊社の見解を踏まえ、条件拡大によって及ぼされる影響についてお話していきます。
今回の発表で及ぼされる影響は以下の2つです。

  1. 日本での感染拡大を防止できる
  2. 売上の急激な減少

それぞれメリット・デメリットとなっていますので、ぜひお読みになって、民泊運営の参考にしてください。

日本での感染拡大を防止できる


この施策の最大のメリットであり、最優先にしなければならないことです。

コロナウイルスの発生源である武漢市に在住している観光客の宿泊を事実上制限することで、日本での感染拡大を防ぐことができます。

日本としても、既に発症者が11人出ていますし、中国は訪日観光客1位の国なので、特に最新の注意を払わなければなりません。

ですので、キャンセルでのペナルティが緩和されるのは非常に嬉しいことです。

とはいえ、条件拡大の対象は武漢市を含む湖北省のみとなっており、他の中国の地域は対象外であることは留意すべき点です。
コロナウイルスは中国全土に広がりつつあるので、保菌者が来日して民泊に泊まるという可能性は大いにあります

なので、これ以上日本での発症者を増やさないために、そしてあなた自身が罹らないために部屋の殺菌・消毒処置はしっかりしておきましょう
清掃での殺菌・消毒処置については以下の記事に詳しい記載がありますので、よろしければ併せてご覧ください。
(コロナウイルス 清掃のリンク貼る)

売上の急激な減少


次はこの改訂における損害についてのお話です。
上でも申し上げた通り、中国は訪日観光客数1位の国です。
2018年のJNTOの調査でも、中国の観光客は年間約838万人となっており、ほかの国よりもダントツで多くなっています。

改訂の対象が湖北省だけとはいえ、感染を恐れて中国人の宿泊を完全シャットアウトしてしまうとこの膨大な宿泊需要に応えられずに売上が減少してしまいます。
なので、もし売上を維持するために武漢市以外の中国人を集客するなら尚更、部屋の消毒や殺菌が必要になってきます。
また、ご自身で施設の清掃をする場合、感染する可能性もゼロではありませんので、十分にご注意ください。

1月21日~2月8日の間はキャンセルが殺到する可能性あり!随時対処していこう!


ここまでAirbnbのキャンセルポリシーの改訂とそれに対する弊社の見解についてお話してきました。

この件に関して、弊社でAirbnbに問い合わせたところ、1月21日から2月6日にAirbnbを利用して宿泊予定だった中国人に対して、宿泊料の全額返金とキャンセルペナルティの免除をする方針だという話を聞くことができましたので、この時期にはキャンセルが続出する可能性があります。
既にゲストから連絡が来ているホストの方もいらっしゃると思いますが、引き続き返金に応じるなどの対処をしていきましょう。

何度も申し上げますが、コロナウイルスの感染には十分注意して、民泊運営を行ってください。

よく検索されているキーワード

新着記事

-民泊ニュース
-, ,

Copyright© 民泊代行のBCM 社員ブログ , 2024 All Rights Reserved.