日本全国で、民泊=Airbnbという認識が広まっているため、民泊運営をする際はAirbnbへのホスト登録は必須となっています。
しかし、晴れてAirbnbホストデビューを果たしたとしてもそこがゴールというわけではありません。
民泊を上手く運営して売上や収益を上げていかなければなりませんからね。
そして、運営している最中で多くの困りごとに遭遇してしまうことも事実です。
具体例を挙げると、
- よくあるホストの6つのお悩み
- 料金設定の仕方がわからない
- 一戸建ての狭い部屋でも運用は可能なのか?
- 民泊以外の掲載はできるの?
- Airbnbホストになるために必要な手続きとは?
- 複数サイトの併用しているため、ダブルブッキングが起こってしまう
- 四六時中電話やメールが届く
という問題が主です。
これら6つの困りごとをクリアしなければ、快適な民泊運営をすることは不可能に近いです。
何事に取り組むにしろ、問題や困りごとは早めに解決しておきたいですよね。
なのでこの記事では、上記の6つのお悩みを解決し、Airbnbホストの皆さんの不安を払拭していきます。
これからAirbnbホストを始める方にとっても、既にAirbnbホストを始める方にとっても参考になる内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
料金設定の仕方がわからない
民泊においても、料金設定は非常に重要な要素の1つです。
価格が相場より高ければ、ゲストの客足は減ってしまいますし、逆に低ければ集客ができるかもしれないですが、稼働率に比べた収益が低くなってしまいます。
また、価格が低い場合は他の競合物件との価格競争に発展してしまい、両者大損する可能性があります。
なので、料金設定をする場合はその地域の相場を調査してマネをするのがベストです。
Airbnbは優秀な検索機能がありますので、あなたの民泊と似た物件を探すのは非常に簡単です。
探し当てた物件の料金をそのままマネをするところから始めていきましょう。
その他にも、シーズンごとの料金の割増、割引など様々なテクニックがありますが、詳細を知りたい方は以下の記事でお話していますので、よろしければ併せてご覧ください。
民泊の集客を左右する!?絶対に失敗しないための料金設定!!を見る!
一戸建ての狭い部屋しか貸し出せなくても運用は可能なのか?
Airbnbホストを始めようとという方の中には、戸建ての一部屋を民泊として貸し出そうという方もいらっしゃると思います。
しかし、Airbnbで検索すると、マンションの一室や戸建て丸ごと貸切の物件が多くヒットします。
なので、戸建ての狭い部屋をゲストに貸し出してもいいのかと不安になっている方も少なからずいらっしゃることでしょう。
その心配はする必要はありません。
たとえ戸建ての一部屋でもきちんと宿泊業の許可を取ることができれば民泊として運営することが可能です。
また、狭くてゲストからクレームが来るのではないかという不安もリスティング(物件掲載情報)の「部屋タイプ」を選択することで解決します。
その部屋のタイプを個室+共有スペースの「個室」にすることでクレームのリスクをヘッジすることが可能です。
つまり、「部屋はあくまで寝るためだけのスペース、洗濯機やお風呂は共有で使いましょう」と事前に告知しておくわけです。
それでも心配な方はハウスルールやリスティングなどにその旨を記載しておくのも1つの手です。
なので、貸切できないからと尻込みすることなく、まずは宿泊業の許可を取ることから始めていきましょう。
Airbnbホストになるために必要な手続きとは?
Airbnbホストになるための手続きは大きく分けて2つあります。
- 宿泊業の許可の取得
- Airbnbへのリスティング登録
「宿泊業の許可」とは、日本で宿泊業をするうえで必ず取らなければならない許可法の許可のことをいいます。
民泊の場合、許可法は3つの種類、
- 旅館業法
- 旅館業法の特例(特区民泊)
- 住宅宿泊事業法(民泊新法)
からいずれか1つ取得する必要があります。
しかし、あなたが民泊運営をしようと思ってる地域によっては取得できない許可がある場合がありますので、もし不明ならば行政に問い合わせるかこちらのサイトにある「民泊の法律」をご覧ください。
2つ目の「Airbnbへのリスティング登録」はAirbnbに物件を掲載するために必ず必要になる行程です。
この際、取得した許可法の許可番号が必要なので、物件掲載の準備を始める前に許可申請を済ませておくことをオススメします。
リスティング登録の詳しい方法については以下の記事でお話していますので、よろしければ併せてご覧ください。
東京五輪で稼げるAirbnb!ホストになるための手順を丁寧に解説!を見る!
民泊以外の掲載はできるの?
Airbnbでは民泊の他に、ホテルやゲストハウス、ドミトリーなどの許可法の取得が必要な施設であれば掲載が可能です。
しかし、Airbnbの掲載には取得した許可法の許可番号を入力する必要があるので、テントだけのキャンプスペースや漫画喫茶など旅館業法を取得せずに運営が可能な施設は掲載できませんので、もしいらっしゃいましたらご注意ください。
ちなみにバンガローとコテージがあるキャンプスペースの場合は運営に旅館業法の許可が必要ですのでAirbnbの掲載が可能です。
複数サイトの併用しているため、ダブルブッキングが起こってしまう
Airbnbは世界的なシェアを誇るバケーションレンタルサイトです。
しかし、日本での認知度はまだ浸透し始めた最中といった感じで、お世辞にも有名とはいえません。
まだ国内OTAサイトの方が強い印象です。
なので、Airbnbにはいない客層を狙い、より民泊の稼働率を上げるには他のOTAサイトやバケーションレンタルサイト(Booking.com、Expedia、じゃらんnetなど)にも物件を掲載してカレンダーの隙間がないようにしないといけません。
この記事をお読みになっている方々の中には既に実行している方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、複数のサイトを運用するのは非常に大変です。
単純に作業が増えますし、何よりダブルブッキングが怖いです。
ホスト側から予約をキャンセルする必要があるので、ゲストのクレームに繋がりますし、アカウントに傷が付いてスーパーホストを取得できなくなってしまいます。
スーパーホストに関しては以下の記事に詳細がありますので、よろしければ併せてお読みください。
Airbnbでスーパーホストを維持する代行会社の3つの特徴とは?を見る!
さて、このような事態に陥らないためにオススメなのがサイトコントローラーというシステムです。
サイトコントローラーとは、複数のサイトを一元管理することができる優れものです。
料金設定の同期や予約カレンダーの同期など、サイトでの操作を一括で行うことができますので、あなたの手間を大幅に削減することができます。
特にカレンダーの同期が非常に優秀で、例えばBooking.comで予約が入った際、Airbnbにもその予約日が反映されてブロック(予約ができない状態)になります。
要するにダブルブッキングを防いでくれるというわけですね。
もし、ダブルブッキングで困っているならば、ぜひサイトコントローラーを導入してみてください。
四六時中電話やメールが届く
AirbnbのホストはBooking.comなどのOTAサイトとは違い、カスタマーサービスをサイト運営に任せることができません。
なので、ゲストの対応はすべてあなた自身で行う必要があります。
トラブルというのはいつでも起こってしまうものなので、トラブルがあった場合はたとえ深夜でも早朝でもゲストから連絡が来ます。
また、ゲストの物件への案内、部屋の清掃、鍵の受け渡しもホストの業務ですので、仕事をしている方にとっては、副業で民泊をやるというのは非常にウェイトが重い事業です。
「楽に稼げるって聞いたのに話が違う!!」
そう考えている方も少ないと思います。
しかし、この問題は民泊の運営代行業者に委託することで解決することができます。
民泊の運営代行業者とは、民泊新法内で「住宅宿泊管理業者」と称される業者で、ホストの民泊物件を代わりに運営しています。
24時間対応のカスタマー代行や清掃代行、民泊の設営代行など、民泊運営をするにあたって必要な業務をすべて任せることができます。
もしあなたが忙しくて民泊に手が回らない場合は、民泊の運営代行業者に委託することを強くオススメします。
ちなみにBCMでも民泊の運営代行を行っております。
カスタマー代行、清掃代行はもちろん、あなたの物件の想定収益のシミュレーションや正確な料金設定、一元管理システムを使った複数サイト運営など、物件の収益を最大化するサービスが揃っています。
もしBCMに相談したいと方がいらっしゃいましたら、以下のリンクからお問い合わせください。
友達登録の後、いくつか質問させていただいた後にご相談承ります。
他に不安なことがあったらBCMまで!
ここまでAirbnbでよくあるお悩み・不安についてお話してきました。
お読みになった方々が安心して運営できるようになっていたら幸いです。
最後に1度、解決策をまとめておきましょう。
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不安・困りごとと解決策まとめ
- 料金設定の仕方がわからない
- 一戸建ての狭い部屋でも運用は可能なのか?
- 民泊以外の掲載はできるの?
- Airbnbホストになるために必要な手続きとは?
- 複数サイトの併用しているため、ダブルブッキングが起こってしまう
- 四六時中電話やメールが届く
→まずは周辺相場を調査してマネするところから始める。
→宿泊業の許可を取得していれば可能。
→宿泊業の許可番号があれば可能。宿泊業の許可がいらない場合は不可。
→許可法の許可番号とAirbnbのリスティング登録が必要。
→サイトコントローラーを用いて予約カレンダーを同期することで防止できる。
→民泊運営代行業者に委託すれば、カスタマーや清掃をまかせることが可能。
以上のように対処していけば、滞りなく民泊運営が可能です。
しかし、トラブルや問題というのは、予想外のところから飛んでくるものです。
ここに解決策が書いていない問題が出てくることもたくさんあることでしょう。
そのときはBCMにお問い合わせください。
弊社は民泊が興り始めたころから代行業者を行っているプロですので、必ずあなたの期待に添えることができます。
ぜひご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。