賃貸をするよりも収益が上がると聞いて、民泊を始めたいという物件オーナー様からよくご相談を頂きます。
民泊で運営すれば賃貸より収益をあげられるケースは珍しくなく、収益率が25%になる物件も中には存在します。
東京1LDKの物件
ただ泊まってくれるお客さん(ゲスト)がいないと、収益は上がりません。
そこで、民泊仲介サイトに自分の物件を掲載し、自分の物件を知ってもらうことから始めるわけです。
中でも民泊サイトの代名詞といっても過言ではないAirbnbへの登録は欠かせません。
それでは、その登録をするにはどうすればよいのでしょうか?
また、中には、
「そもそも本当に収益がそんなにあがるのだろうか?」
と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そこでここでは、
の2ポイントについてお話していきます。
目次
収益が上がるAirbnbにホスト登録するためには?
それではAirbnbのホストに登録するためにはどのような準備が必要なのでしょうか?
ホストになるための準備は
の2手順を踏むだけです。
たった2手順ですが、それぞれの手順に注意点がありますので、それらを抑えながら読み進めてみて下さい。
賃料と民泊の収益比較、実例を交えてお伝えします。
そもそも、賃貸経営と民泊運営では一体どのくらい収益の差がうまれるのかご存知でしょうか?
物件の所在や間取りにもよるのですが、賃貸として貸し出す場合よりも年間の収益が10ー25%程アップするケースがほとんどです。
「本当に?」
と思う方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回、物件の賃料と民泊の収益を比較するために、実際に賃貸から民泊に切り替えた物件の例をあげて見ましょう。
東京都と大阪を1例ずつ紹介しているので見てみてください。
例1)東京都新宿区1LDK
まずは東京都中野区の1LDKの物件を例としてあげてみましょう。
今回の物件
所在:中野区中野 最寄り駅から徒歩10分 最寄りから新宿まで10分程度でアクセスできる
1LDK 40㎡
まず通常の家賃で賃貸運営した場合を考えてみましょう。
この物件を賃貸として運営しているとき、家賃は13万円でした。
よって入居者がいる時期には、1年間を通して収益は
13万円×12か月=156万円
になります。
対して、同じ物件を民泊で運用した場合は以下のようになります。
賃貸で、1年間入居者がいたとしても156万円の収益だったものが民泊を運営すると約207万に上がったわけですから、収益が約25%上がったことになります。
物件の場所にもよりますが、新宿という大きな駅までdoor-to-doorで20分程度の物件でしたので、このように利益を伸ばすことができました。
ちなみに、この物件を民泊で運営するためにかかった初期費用は約120万円でしたので、1年かからずに初期投資額を回収できたことになります。
通常の不動産投資では初期費用の回収期間が10ー15年平均であることを考えると、投資の観点から民泊運営は破格と言えます。
次に、大阪府での例を見てみましょう。
例2)大阪府大阪市 2LDKの物件
60㎡ 収容可能人数6人 平均宿泊者数36万人
こちらも同じように賃貸で運営した時を想定して考えてみます。
こちらは賃料が16万円の物件でした。
よって、居住者がいる場合、年間で
16万円×12か月=168万円の収益となるわけです。
対して同じ物件で民泊を運営した場合、収益は以下のようになりました。
収支が212万円になっていますので、25%程収益が伸びているのがお分かり頂けたかと思います。
こちらの初期投資費用は160万円程度でしたので、同様に1年未満の回収額となり、破格の投資となりました。
以上2例のように、賃貸に比べて収益が大幅に上がることが実例から示されています。
さて、そんな収益が上がる民泊ですが、それでは実際に民泊をAirbnbに登録するにはどのような準備をしなくてはいけないのでしょうか?
そちらについて次の項目でお伝えします。
Airbnbへのホスト登録で民泊を始めると破格の収益が得られる。
この記事のポイント
- Airbnbに登録すると、
- 賃貸運営よりも民泊運営の方が、収益が15-30%程あがる
- 民泊運営では、初期投資額がほとんどの場合1年で回収できる
- Airbnbにホスト登録する手順は
- まずは手順の多い法律適応から
- そして物件をAirbnbに掲載してホスト登録
となるのでした。
注意点としては、
- ホスト登録をして民泊運営をするまでにかかる期間は最低1か月
- 初期費用として少なくとも100万円程度がかかる
ことを押さえておいて下さい。
賃貸よりも収益が上がる民泊を始めて、是非20%近い収益upをつかみ取って下さい。