民泊ニュース

Airbnb、北京で予約受付の停止を決断。日本で起こる可能性も?

2020年2月10日

2020年2月10日、最大手のバケーションレンタルサイトAirbnbは、中国での新型コロナウイルスの流行を受けて、2月29日までの北京における予約受付を停止することを発表しました。

報道によると、中国当局から新型コロナウイルスの感染拡大を予防するための要請を受け、仲介中止を決断したとのことです。

このニュースが日本の民泊に与える恐れのある影響について、弊社の見解を交えてお話していきます。

今回のコロナウイルスに関する影響を危惧する民泊オーナーの方々にはぜひ目を通していただき、参考にしていただければ幸いです。

北京以外でも仲介停止が行われる可能性がある


結論から述べると、今回の北京のような措置は他の国でも実施される可能性があります。

新型コロナウイルスは飛行機などの交通手段を介して、着々と範囲を拡大しているからです。


引用:JHU Center for Systems Science and Engineering

上の画像は米国ジョンズホプキンス大学の研究所Center for Systems Science and Engineeringが提供する無料ダッシュボードです。

一般公開されていますので、だれでも見ることができます。

赤い丸があるところが感染者が出ている地域で、丸の大きさが大きいほど感染者が多くなっています。

中国の武漢市を中心に中国が真っ赤なのは連日の報道で皆さんご存知だと思いますが、その他にも韓国や台湾にも伝染しています。

さらに地図を縮小してみると、フランス、イタリアなどのヨーロッパ諸国、アメリカ大陸、オセアニアの方にもコロナウイルスが上陸しています。


引用:JHU Center for Systems Science and Engineering

まだ死者が出た国は多くありませんが、もし死者が出たら、北京のようにAirbnbの仲介が停止する恐れがあります。

事実、北京市では現在2名の死者が出ており、この影響で仲介停止に追い込まれたと考えられます。

もし他国で中国のようなパンデミックで起こった場合は停止措置を受ける可能性は大いにあるのです。

この話は日本にも当てはまります。

先日横浜に停留中のクルーズ船から218名の感染者が出たばかりです。

縁起でもありませんが、この中から死者が出てしまう可能性もゼロではありません。

その場合、日本でも民泊の運営ができなくなってしまうこともあり得ます。

民泊の仲介が停止すれば、運営が成り立たず収益が無くなってしまうのは明白です。

なので、いつAirbnbから集客を止められてもいいように、事前に対策を知っておく必要があります。

次はその対策についてお話していきます。

Airbnbの仲介が停止してしまった場合でも集客ができる2つの方法


もしAirbnbで集客ができなくなってしまった場合の対策として、2つの方法が挙げられます。

  1. 他のOTAサイト、バケーションレンタルサイトで集客する
  2. 民泊運用からマンスリー運用に切り替える

それぞれ解説していきますので、いずれ来るかもしれない事態に備えてぜひお読みください。

他のOTAサイト、バケーションレンタルサイトで集客する

1つ目の対策はAirbnbだけではなく、ブッキングドットコムExpediaなどといった他の掲載サイトで集客する方法です。

仲介停止するのはAirbnbだけですので、他のサイトは通常通り運用できる可能性があります。

このような事態に備えるために、サイトコントローラーを利用した複数サイト運用を心がけましょう。

コロナウイルスの件を除いても、稼働率が上がったり、予約機会が増えたりといいこと尽くめです。

しかし、他のサイトがAirbnbのような措置を取らないとも限らないため、対策としては若干不十分であることと、潜伏期間中の感染者を宿泊させてしまい、感染が広がる可能性がある点には注意が必要です。

民泊運用からマンスリー運用に切り替える

民泊から一旦離れて、マンスリー運用に切り替えて集客をする方法です。

民泊からマンスリー賃貸に転用する際の手続きはありません。
OYO LIFELIFULL HOMESなどのマンスリー賃貸掲載サイトに掲載すればすぐに集客を始めることが可能です。

北京の例から推測するに、仲介停止期間は約1か月ですので、こちらの点からもちょうどいい対策です。

ですが、既に予約の入っている場合は、そのゲストがキャンセルしない限りは部屋が空きませんので、予約が一切なくなった状態からマンスリー運用を始めましょう。

被害拡大の恐れがある日本!損をしないように「もしも」の対策をしておきましょう

ここまで新型コロナウイルスによるAirbnbの北京市での仲介停止、そしてもし日本で起こった場合の対策についてお話してきました。

  1. 他のOTAサイト、バケーションレンタルサイトで集客する
  2. マンスリー賃貸運用に切り替える

この2つが日本で仲介停止が起こった場合の対策方法になります。
ただ他のサイトで集客しても、そのサイトが仲介停止にならないという保証はありませんので、その点はご留意ください。

確かに仮定の話ではありますが、何度も申し上げるように可能性はゼロではありませんので、この記事をお読みになったあなたも今から対策を講じることをオススメします。

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